陸前高田市議会 2022-12-06 12月06日-04号
一方で、この年代の子女のお母様方、さらには20代から30代の若い女性のお母様方から、私の下に相談事として多いのが、子宮内膜症という婦人科疾患についてです。この子宮内膜症は、初期段階から激しい生理痛を伴い、女性のQOLを低下させるばかりか、将来的には不妊の大きな原因ともなる疾患です。
一方で、この年代の子女のお母様方、さらには20代から30代の若い女性のお母様方から、私の下に相談事として多いのが、子宮内膜症という婦人科疾患についてです。この子宮内膜症は、初期段階から激しい生理痛を伴い、女性のQOLを低下させるばかりか、将来的には不妊の大きな原因ともなる疾患です。
この質問については、大変デリケートな部分もありますが、月経困難症、子宮内膜症は予防、治療が可能であり、早期の治療が重要であると思うところから、質問をするところであります。
NPO法人日本子宮内膜症啓発会議の調査によりますと、思春期女子の約80%が月経関連疾患により勉学や体育に影響が出ているとの報告があります。初潮の年齢は小学校高学年から中学生が平均とされていますが、昨今では10歳以下の低年齢化も見られ、体の仕組みについて学ぶ前に初潮を迎え、混乱する児童がいることも仄聞いたします。
また、精子の数が少なかったり、子宮内膜症のため子供ができなかったり、高度な不妊治療をせざるを得なかったり、目に見えない患者の増加を来しています。 子宮内膜症などは戦前世界に4例しかなかったと言われます。 今は100万人の女性が罹患し、悩んでいると言われます。
乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮内膜症、骨粗鬆症といった女性特有の、あるいはかかりやすい疾患の診療を初め、避妊、性感染症、不妊等といった妊娠、出産に関連する問題、さらに摂食障害、マタニティーブルー、アルコール依存症、児童虐待といった心の問題や、レディースドック等、幅広く女性の健康維持、増進を図る必要があります。トータルな医療を継続的に提供する場も求められています。
ダイオキシンはがんや奇形、子宮内膜症の原因となることがわかっている有機塩素化合物であり、青酸カリの1万倍の急性毒性を持っており、あの忌まわしいサリンより数倍も強力で、人類がつくり上げた最強の猛毒と言われているのであります。それがゆえに、早急な対策が迫られているのであります。